千葉県・東京都の新型コロナ感染拡大対応のため臨時医療施設の付帯施設として「レスキューホテル」を出動

デベロップは、千葉県および東京都からの要請を受け、コンテナホテルの特性を活かした災害対応ソリューション「レスキューホテル」を新型コロナウイルス感染症に関わる臨時医療施設等として、計3施設・21室を出動しました。各施設は2月中旬より順次運用を開始します。

レスキューホテル設置の様子（栃木県内 臨時医療施設）

【動くホテル「レスキューホテル」とは】

東日本大震災での経験をもとに開発された「レスキューホテル」は、平時はコンテナホテルとして運営する客室を、災害など有事の際には被災地へ移設し、避難所や休憩所等としてご利用いただく仕組みの名称です。

レスキューホテル ウェブサイト → https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel

【レスキューホテル出動実績】

2020年4月に長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてレスキューホテル初の有事出動を行いました。その後、東京都三鷹市および東京都千代田区、都内民間病院へPCR検査体制強化のために出動。空調を完備した客室は、季節や天候等に関係なく診療活動を行うことができ、医療従事者の負担軽減のために利用されました。
2021年12月より栃木県へ新型コロナ第6波およびオミクロン株の感染拡大対応のために臨時医療施設として126室を出動。レスキューホテルは、1台1室の独立した客室構造により、宿泊施設としてだけでなく診察室やナースステーション等にも活用可能なことから、自治体や民間の病院の有事インフラとして地域医療に貢献する機会が増えております。

【今回の出動について】

レスキューホテルの「機動力」を活かし、要請に応じた客室数を地域の医療拠点へ出動。自由なレイアウト設計により医療施設を拡充します。

1.千葉県 臨時医療施設における出動状況

• 設置場所：千葉県流山市
• 設置室数：15室
• 用途：投薬治療を終えた軽症患者の経過観察用施設およびナースステーションとして
• 運用期間：2022年2月18日～3月予定

2.東京都 臨時医療施設における出動状況

• 設置場所：東京都中央区
• 設置室数：2室
• 用途：入所者用シャワールームとして
• 運用期間：2022年2月4日～5月予定

3.東京都 臨時医療施設における出動状況

• 設置場所：東京都立川市
• 設置室数：4室
• 用途：入所者用シャワールームとして
• 運用期間：2022年2月9日～5月予定

レスキューホテル搬入の様子（東京都中央区）

レスキューホテル設置の様子（東京都中央区）

【レスキューホテル出動拠点「HOTEL R9 The Yard（ホテル アールナイン ザ ヤード）」シリーズ】

デベロップが運営する「HOTEL R9 The Yard（ホテル アールナイン ザ ヤード）」シリーズは、斬新な外観と上質な空間を持ち合わせたコンテナホテルです。建築用コンテナモジュールを利用した独立客室は、隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシー性に優れます。1室13m²の室内には、良質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機を備え、上質な宿泊空間を提供します。そのため長期滞在でも快適に過ごせるとお客様の好評を得て、全国47店舗1,581室（開業準備中店舗含む）を展開しています。

ホテル アールナイン ザ ヤード シリーズ ブランドページ → https://hotel-r9.jp/brands/theyard/

HOTEL R9 The Yard シリーズ（画像は古河店）

客室（ダブルルーム）

客室（ユニットバス）