熊本県南阿蘇村
南阿蘇村・九州電力送配電株式会社との災害協定を締結

2024年11月8日

ニュース

デベロップは、災害発生時における「レスキューホテル」の出動に関し、2024年11月7日(木)に熊本県南阿蘇村および九州電力送配電株式会社と協定を締結しました。


【今回の災害協定締結について】

熊本県南阿蘇村は、阿蘇カルデラの南部に位置し、阿蘇五岳と外輪山に囲まれた自然豊かな地域です。同村では、過去に平成28年(2016年)熊本地震や豪雨災害などで甚大な被害を受けたことから、大規模災害に備え、「南阿蘇村地域防災計画」に基づいて災害予防や復旧対策の強化を図っています。
今回の協定は、自治体との連携強化を推進する九州電力送配電株式会社より南阿蘇村への申し入れを経て、締結に至りました。本協定により、災害など有事の際にはレスキューホテルを避難所等として南阿蘇村へ提供することが可能となります。また、設置場所として公有地の利用が不可能な場合は、九州電力送配電株式会社より土地をご紹介いただきます。
三者間での連携強化を図り、有事の際には熊本県内のレスキューホテル出動拠点より迅速に出動できるよう体制整備に努めます。 締結を受け、吉良村長より「8年前の熊本地震では大きな被害があり、多くの方が苦しい状況を経験した。今回の協定締結により、災害時にレスキューホテルを活用できることは大変心強く、村民の安心にもつながる。災害時に本協定が十分に活かせるよう、準備を進めていきたい。」とのお言葉をいただきました。

南阿蘇村 協定締結式(左から代表岡村、吉良村長、九州電力送配電株式会社 井手熊本支社長)

南阿蘇村 協定締結式(左から代表岡村、吉良村長、九州電力送配電株式会社 井手熊本支社長)

デベロップでは、有事にすみやかな出動が行えるよう、平時の備えとして地方自治体との災害協定の締結を進めています。
感染症対策の一環として活用されたレスキューホテルの出動事例が多くの自治体に着目され、近年多発する自然災害においてもレスキューホテル活用のニーズが高まっており、今回締結した南阿蘇村を含め、153の自治体との協定を締結しました。

レスキューホテル ウェブサイト → https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel