有事に動くホテル「レスキューホテル」が
三鷹市PCR検査センター施設として出動
~コンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズ 2客室を6か月間提供~
2020年6月10日
プレスリリース
デベロップは、コンテナホテルの特長を活かした世界初の災害対応ソリューション「レスキューホテル」の長崎クルーズ船対応に続く2例目の有事出動として、東京都三鷹市内に開設されるPCR検査センター用施設として2020年6月11日に栃木県足利市から出動します。
【レスキューホテルとは】
「レスキューホテル」とは、デベロップが開発・運営するコンテナホテルの移動性やフレキシビリティを活かし、平時にはホテルとして運営される客室を、災害など有事の際に被災地などにすみやかに移設し、地域の皆さまにご利用いただく世界初のソリューションの名称です。
「レスキューホテル」には、車輪のついたシャーシ上にコンテナを配置したまま運営される「車両型」と、コンテナをシャーシから下ろし、地面に固定して運営される「建築型」があり、今回出動するものは「車両型」となります。
※「レスキューホテル」ページ → https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel
【今回出動について】
2020年4月の長崎クルーズ船内における新型コロナウイルス感染拡大対策としての「レスキューホテル」初の有事出動は、その迅速な配備や居住性などが政府・自治体等関係者に高く評価され、その有用性を広く知らしめることとなりました。本出動を契機に、有事のインフラとしてのコンテナ活用に関する様々な検討が活発化しています。
今回の出動は、「レスキューホテル」の特長である (1)拠点隣接性=地域の医療拠点に隣接設置できること、(2)空間開放性=3密の発生を防げること、(3)フレキシビリティ=柔軟な配置や増減が可能なこと、などを新型コロナウイルス対策に活用する2例目で、東京都三鷹市内(場所非公表)に開設されるPCR検査センターにおける医療従事者の待機場所等として「車両型」2客室が6カ月間使用されます。
デベロップは、「レスキューホテル」という有事の際の公益活動を担う企業として、引き続き使命感をもって新型コロナウイルス対策支援に取り組んでまいります。
【コンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズについて】
「レスキューホテル」の平時の姿がコンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズです。「ザ・ヤード」シリーズは建築用コンテナモジュールを利用した1棟1客室型の宿泊施設で、1室13m²というコンパクトさながら隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシーに優れるほか、上質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍庫付冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機を全室装備するなど長期の連泊でも快適に過ごせる上質な宿泊空間を提供しお客様の好評を得ています。
運営中の500室を超えるザ・ヤード客室が有事の際には「レスキューホテル」として出動します。今回の出動では、HOTEL R9 The Yard(ホテルアールナイン ザ・ヤード)足利福富の2客室が出動します。
※コンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズページ → https://hotel-theyard.jp/レスキューホテル(HOTEL R9 The Yard 足利福富/外観1)
レスキューホテル(HOTEL R9 The Yard 足利福富/外観2)
レスキューホテル(HOTEL R9 The Yard 足利福富/外観3)
レスキューホテル(HOTEL R9 The Yard 足利福富/客室・ダブルルーム)