有事に出動する「レスキューホテル」に関する
千葉県柏市との災害協定を締結
~7月16日(木)、千葉県柏市と広島建設株式会社との災害協定締結式に出席~
2020年7月14日
プレスリリース
デベロップは、有事に被災地に駆けつけるコンテナホテル「レスキューホテル」の出動に関し、7月16日に千葉県柏市および広島建設株式会社(本社:千葉県柏市、代表取締役:島田 秀貴、以下「広島建設」)との三者間協定を締結します。
【レスキューホテルとは】
レスキューホテルとは、デベロップが開発・運営するコンテナホテルの移動性やフレキシビリティを活かし、平時にはホテルとして運営される客室を、災害など有事の際に被災地などにすみやかに移設し、地域の皆さまにご利用いただくソリューションの名称です。
レスキューホテルには、車輪のついたシャーシ上にコンテナを配置したまま運営される「車両型」と、コンテナをシャーシから下ろし、地面に固定して運営される「建築型」があります。
※「レスキューホテル」ページ → https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel
【今回の災害協定締結について】
2020年4月の長崎クルーズ船対応での有事初出動以来、多くの反響をいただきましたレスキューホテルでは、有事にすみやかな出動が行えるよう地方自治体との災害協定の締結を進めています。
今回の協定締結においては、平時の事業性と有事の公益性の両方を追求するレスキューホテルの理念に賛同いただき、事業立ち上げ当初より多額の資金を投じていただきました広島建設様のお引き合わせにより、同社地元である千葉県柏市との協定締結の運びとなったものです。
広島建設様の力強いご支援を得て、有事の際にしっかりした貢献を果たせるよう、柏市関係各所他との十分な連携を図るなど平時の備えを進めてまいります。
【コンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズについて】
自然災害が多発する日本で、過去にない規模とスキームで推進される官民連携の災害インフラ構築プロジェクト「レスキューホテル」の全国展開において、最も強力なエンジンとなるのが平時のホテル利用者様のご支持です。
レスキューホテルの平時の姿、コンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズは、建築用コンテナモジュールを利用した1棟1客室型の宿泊施設で、1室13m²というコンパクトさながら隣室と壁を接しないため静粛性とプライバシーに優れるほか、上質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍庫付冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機を全室装備するなど長期の連泊でも快適に過ごせる上質な宿泊空間を提供しお客様の好評を得て、栃木・群馬・千葉・茨城・愛知で18店舗559室が稼働しています。2021年には北海道と沖縄を除く45都府県への出動が可能となるよう展開する計画です。
※コンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズページ → https://hotel-theyard.jp/レスキューホテル出動の様子1
レスキューホテル出動の様子2
レスキューホテル設置の様子(6月12日東京都三鷹市)