ホテル初!レスキューホテルが
フェーズフリー認証を取得

~いつもの利用が、もしもの備えに。災害に強い社会をつくるために。~

2020年12月16日

プレスリリース

デベロップは、宿泊事業として初めてフェーズフリー認証を取得しました。

フェーズフリー認証マーク


【フェーズフリー認証とは】

フェーズフリーとは、「日常時」と「非常時」のどちらにおいても役に立つこと、またそのような商品やサービスのことを言います。フェーズフリーを広めることで災害に強い社会をつくり、未来の命や暮らしを守ることを目指した取り組みです。

フェーズフリー認証とは、商品やサービスが日常時、非常時共に有益であることを証明するための制度で、一般社団法人フェーズフリー協会が審査をおこないます。


※「フェーズフリー」総合サイト → https://phasefree.net

【レスキューホテルについて】

デベロップが運営するコンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズは、東日本大震災の経験をふまえて開発されたホテルです。

コンテナモジュール1ユニットを1棟1客室として地上に並べる構造とし、コンテナの移設性やフレキシビリティを最大化することで、社会環境や需要の変化に応じた客室数の増減や店舗の移設などが容易になるだけでなく、隣の音が気にならないなどホテルとしての高い快適性を実現し、多くのお客様の支持を得て23店舗を運営しています。


※コンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズページ → https://hotel-theyard.jp

「レスキューホテル」は、ザ・ヤードシリーズの特長を災害などの有事に活かす取り組みです。平時はホテルとして運用される客室を、有事の際にすみやかに被災地などに移設し、仮設宿泊所などとしてご利用いただくことができます。

現在までに35の地方自治体が出動要請のための災害協定を締結するなど、レスキューホテルは新しい災害対応ソリューションとして注目され、活用の輪が広がりつつあります。


※「レスキューホテル」ページ → https://www.dvlp.jp/lp/rescue_hotel

レスキューホテル出動の様子

レスキューホテル設置の様子



【レスキューホテルとフェーズフリーの普及のために】

コンテナホテルを全国に展開し、各地で起こりうる災害への備えとするレスキューホテル構想は、フェーズフリーの概念を社会的インパクトある形で実現するひとつの事例となります。

レスキューホテルとともにフェーズフリーの概念が広まり、多様な商品がフェーズフリーとなり、日常の消費行動の中でフェーズフリーを意識する消費者が増えることで、災害に強い社会が生まれます。

デベロップは、フェーズフリー認証取得を機に、レスキューホテルの普及とともに、広くフェーズフリーの概念が浸透するよう取り組んでまいります。